ヒトリゴト
2025-08-07 06:00:00
1453km、男旅。
少し早めの夏休みをもらって、男5人旅へ出かけてきました。
高1の長男、中1の次男、小2の三男、77歳の父、そして私。
出発は三重県鈴鹿市の自宅から。
京丹後を経て、日本海側の山陰へ。そこから瀬戸内の山陽を広島から瀬戸海沿いに帰路へ。
総走行距離は1,453kmにもなる、なかなかの旅になりました。
今回の旅の目的は、一番下の子が幼い頃は、まさにコロナ禍の真っ只中。
行きたい場所もなかなか行けず、人と触れ合う機会も少なかった。
なのでチビ(末っ子)は外へ出かけて、人と話すのもちょっと苦手。
そんなわけで、少しでも外の世界に触れて、いろんな景色を見て、いろんな人と話して
「こんな世界があるんだ」と肌で感じてほしかった。
旅先では、前から気になっていた“1度は行ってみたい場所”をいくつかピックアップしながら、
その土地ならではの空気や食べもの、人とのやり取りを、みんなで楽しみました。
僕は普段、大工として家づくりに携わっていますが、
この仕事にも通じるのが「経験」の大切さ。
現場での経験、たくさんの職人との会話、住まい手それぞれの、いろんな暮らし方。
それらが積み重なって、ようやく“いい家”がつくれるようになる。
旅も同じ。
どんなに話を聞いても、本を読んでも、どんなにネットで調べても
自分の目で見て、心で感じたことには敵わない。
経験は、何よりの財産であり、最大の武器!
これにかなうものはないと思っています。
息子たちにとって、今回の旅が、ひとつの「人生の材料」になってくれたらと思います。
これから彼らは
たくさんの人と関わって
たくさん失敗して
たくさん助けてもらって
いろんな経験して
豊かな人生を送ってほしいと...
父はそう願っています。
次回は東北へ行きたいな。