ヒトリゴト
旅の余韻 Part1
男旅 DAY1
伊根の舟屋と、杉の赤身板の外壁。
伊根の舟屋を訪れると、目を引くのが家の外壁。
古い家も新しい家も、ほとんどが杉の赤身の木板でできています。
このあたりのような沿岸部では、やっぱり木の外壁が最強!
とくに杉の赤身は、耐久性・防水性・防腐性にすぐれた天然の外壁材です。
塗装もいらず、手を加えなくても一生ノーメンテナンスで持ちこたえてくれるほど。
年月とともに、表面はやわらかなシルバーグレーに変化して、なんともいい味わいに。
見た目が変わっても、木の内部まで傷むことはありません。
削れば木板の内部は新品のように蘇ります。
そして何より、この木板のすごいところは、湿度と気候に合わせて自然に働いてくれること。
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雨の日は、木が湿気を吸って膨らみ、板の隙間がなくなって雨をしっかり防ぐ。
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晴れた日は、乾いて縮み、板の隙間が通気をうながす。
この呼吸するような仕組みが、高温多湿な日本の風土にぴったりなんです。
見た目も美しく、理にかなった、日本ならではの外壁の知恵。
伊根の町並みを歩きながら、木板外壁の強さと美しさを実感しました。
木の外壁を今以上に、提案していきます!
忙しい日々の中で。素材編
毎日、家中を隅々まで掃除したいと思っていても、なかなか時間も手もまわらないものです。
でも、実は――
おうちに使う“素材”や“仕上げ”次第で、そんな悩みを少しだけラクにすることができます。
たとえば壁に使う「漆喰」。
漆喰は静電気を帯びにくい性質があり、ホコリを寄せつけにくく、汚れもつきにくい素材です。
ビニールクロスと比べてもお手入れがしやすく、清潔な状態を保ちやすいのが特長です。
床材に使われる「無垢材」も同じく。
静電気が起きにくいためホコリがつきにくく、さらに調湿性があるので、わずかに湿気を保ってホコリが舞いにくいという嬉しい効果も。
掃除が大変な毎日だからこそ。
暮らしを少しでもラクにしてくれる「素材選び」を大切に。
心を伝える。
亀山での完成見学会、無事に1日目が終わりました。
今日は2日目。
それにしても、やっぱり私は“話す”のが得意じゃないみたいです。
伝えたいことは本当にシンプルなはずなのに、初めてお会いする方にそれを言葉で届けるのは、なぜかとても難しく感じます。
「住まう人に、心から幸せに暮らしてほしい」
ただその想いだけで、本気で家づくりをしています。
それだけのことを、ただ伝えたいだけなのにね。
家の性能。数値だけでなく、暮らし心地。(体感)が大事です
昨晩の土砂降りから一転、今日は朝からお日様が顔を出しています。
しかしこんな日は、暑くてジメジメ・ムシムシ。
でも、木の床・木の天井・漆喰の壁でつくられている、わが家の中はカラットしています。
この湿気の多い梅雨この時期だけは、基本わが家はなるべく窓を開けないようにします。外のジメジメを中に入れたくないので。
無垢の素材はしっかり呼吸してくれので、湿気を吸ったり、吐いたりしてくれて、屋内を過ごしやすい湿度にしてくれます。
しかもわが家は7人家族と人数が多いので洗濯を1日3回、まわします。
そのうち一回は扇風機を弱でかけて室内に夜干し。
朝になると厚手のモノ以外は乾いています。
という感じで、もちろん👀で見る性能値も大事ですが、数値がすごく良くても、室内に使う素材で、暮らしの快適差がめちゃくちゃ変わります!!
この感じは体感してもらわないと伝わりません。
なので若松中村建築は体感して頂いて、お話しすることを大事にしています。
若松中村建築のショーホームでは(自宅)いつでも体感して頂けますので、お気軽にお問合せしてください(^^♪