ヒトリゴト
蚊取り線香。
蝉の声が響きわたるようになり、いよいよ夏本番ですね。
そして、夏といえば蚊取り線香。
あの独特な香りが、ふわりと漂ってくると、「ああ、夏が来たな」と感じます。
わが家では、玄関先で蚊取り線香を焚いています。
使っている蚊やり器は「くわな鋳物」のもの。
夏が近づくと毎年のように取り出すのですが、6年目となる今年は、いい風合いが出てきて、見るたびにちょっと嬉しくなります。
季節の移ろいを感じながら暮らすこと。
間取りをプランニングする際にも、この感覚を大切にしています。
窓の外に広がる景色。
季節ごとに使う雑貨や道具を置く場所。
こうした何気ないことが、日々の暮らしを、ぐっと豊かにしてくれるのです。
とても大事なこと。
土用干し。
海の男。
うちの家は、海の目の前。
漁師町で育って、子どもの頃から海が遊び場でした。釣りも大好きで、毎日のように海で遊んでました。
そんな自分が、3年前にまさかの展開。
引退するっていう漁師さんから、「船、譲ってやろうか?」って声をかけてもらって。
40過ぎてからだったけど、「新しいこと、始めてみるのもアリかもな」って思って、思い切って一歩踏み出しました。
とは言っても、育った町のこととはいえ、漁のことも船のこともまったくわからない状態。
船のロープの結び方さえ知らなかったんですよ。
でも、やらなきゃ始まらない。
毎朝5時過ぎには漁港に行って、漁師さんたちに教えてもらう日々が始まりました。
そんな生活が、1年ちょっと続きました。
もともと、やり出すとハマっちゃうタイプでして…。
気がつけば、毎朝が楽しみになってました。
一人の漁師さんが、黙っていろいろ気にかけてくれるようになって。
言葉はちょっと荒っぽくて、ぶっきらぼうな人だったけど、優しい人でした。
その人が亡くなって、もうすぐ2年。
心の底から「ありがとう!」って言いたい6月が私は毎年来ます。
感謝の言葉は、これでもか!っていうくらい聞いてもらえる時にたくさん伝えた方がいいね。
今年も、海の男に花を手向けてきました。
ありがとう。
中村家の春
今年の中村家の春は大忙しです。
長男・長女(双子)中学卒業→高校入学
次男 小学校卒業→中学入学
てな感じで、普段着ないスーツ着まくりです。
上の子供たちが巣立って行くのも、もう3年しかないと考えると寂しくなります。
春休みは子供たちも部活も何もなく、こんなに家族で過ごせるこんな春休みなんてめったとない!ということで今年の春はお出かけしまくり&仕事を一杯手伝ってもらいました(笑
沖縄旅行にも行きました。子供の小さい頃の旅は大変だったけれど、成長した子供と出かける旅は楽ですごく楽しい。
まぁでも昔と変わらないのは、どこへ行ってもウチの子供たちは旅の終盤になると「早く家に帰ろ」といい、家へ帰宅すると口を揃えて、「やっぱりウチがええなぁ」と言います。
私はその言葉がひそかに嬉しいです。
素直な子供がそうやって言ってくれるおうちを、この先もつくっていきたいなぁと感じた
春でした。





